高次脳機能障害について

高次脳機能障害は交通事故や頭部のけが、脳の障害などで脳が損傷を受けたため、言語や記憶などの機能に障害が起きた状態を言います。

・注意力や集中力の低下
・比較的古い記憶は保たれているのに、新しいことは憶えられない
・感情や行動の抑制がきかなくなる


このような精神・心理的症状が表われ、周囲の状況に適した発言・行動が出来なくなり、生活に支障をきたすようになります。

また外見上では分かりにくいため、周囲の理解が得られにくいと言われています。この障害が「見えざる障害」などと表現される事からも、その事がご理解頂けると思います。

しかしこの障害は言葉が一人歩きしてしまい、なかなか正確に理解されていないのが現状のように感じますので、患者様から頂く「よくあるご質問に回答する」という形式で、このページをご覧の皆様に、更に分かりやすく、高次脳機能障害がご理解頂けたら幸いです。

Q.高次脳機能障害はどのような時に発症するのですか?

A.交通事故による脳外傷が原因の多くをしめますが、脳卒中などの脳血管障害や、脳腫瘍、もしくは一酸化炭素中毒など、あらゆる脳の病気で発症します。

Q.高次脳機能障害の治療方法にはどのようなものがあるのですか?

A.個別面接によるアドバイスや家族指導。投薬や、個別リハビリテーションが効果的ですが、グループ療法としてのグループリハビリテーションが効果的です。包括的リハビリテーションといって、楽しい時間を当事者・ご家族みんなで過ごすという方法論の高い有効性が知られるようになっています。当院でも、退院後亜急性期から可能なグループリハをはじめとして、就労復帰後のグループリハも行っております。

Q.どのような基準で、高次脳機能障害と診断されるのですか?

A.脳に明らかな病変が確認できる状態で、さらに、易疲労性、注意・意欲の低下、記憶障害、読み書きなどの障害、段取りやプランがたてられないなど、それらのいずれかが存在する場合に診断されます。

Q.高次脳機能障害の治療にはいくら位の費用がかかるのですか?

A.保険3割負担で初診料は約3500円前後になりますが、再診料は通常の心理療法やリハビリテーションを含めて2000~3000円になります。

その他、ご不明な点がありましたら、下記の「高次脳機能障害に関するお問い合わせフォーム」よりお問い合わせ下さい。

※恐れ入りますが、こちらは高次脳機能障害についてのみお問い合わせ下さい。恐れ入りますが、他の疾患、障害に関してのご相談はご遠慮下さい。

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