渋谷区 東横線 副都心線沿線の心療内科 表参道こころのクリニック

うつ病

うつ病とは…


このような症状はあてはまりませんか?

  • ほとんど毎日、一日中ひどく憂うつを感じる。
  • ほとんど毎日、一日中なにをやってもつまらないし、
  • 喜びというものを感じない。
  • ひどく食欲がないか、逆にひどく食欲がありすぎる。
  • ひどく眠れないか、逆にひどく眠りすぎる。
  • イライラしてしかたがないか、動きがひどく低下している。
  • ひどく疲れやすい、だるさが極端。
  • 「自分はどうしようもない人間だ」「悪い人間だ」と自分を責める。
  • 考えが進まず、集中力、決断力が落ちた状態が続く。

うつ病


「うつ病の診断基準」を基準に、医師が患者さんの体調や状況をお伺いし治療計画や投薬などの治療計画を立てます。

また心理士による検査なども治療計画の参考とします。

社会復帰や会社を休職されて復職・転職などをお考えの方には、認知行動療法を中心とした「社会復帰プログラム」のグループ療法を用意いたしています。

これまでに多くの方が、復職・転職をされています。

『検査』

  • SDS(抗うつ自己評価尺度)ー心理士が検査
  • B D I(抗うつ自己評価尺度)ー心理士が検査

『薬』

  • SSRIーエスシタプロム、セルトラリン、べシラファキシン等
  • SNRIーミルナシプラン、デュロキセチン等
  • その他ーボルキオスセチン、トラゾドン等

不安障害+うつ病

 

不安の強さはうつ病の診断の際に考慮されませんが、うつ病の患者さんの90%以上は不安を感じていると言われるほど、不安とうつは関係の深い症状です。

 

日常生活に支障が現れるほどの不安が続く場合は、不安障害と診断されます。うつ病の患者さんのじつに60%近くには不安障害もあると報告されています。

 

不安障害にはいくつかのタイプがありますが、とくにうつ病と併存しやすいのは、人前に出ることに強い不安を感じる社交不安障害や、激しい不安発作におそわれるパニック障害です。

適応障害

 

職務や職場環境の急激な変化、人間関係のトラブル、家庭状況の変化など、明らかなストレス要因があったあと3カ月以内にうつ状態に陥った場合には、うつ病ではなく適応障害と診断するのが原則です。ただし、実際の診療の場では、適応障害とは診断されず、うつ病と告げられることも多いようです。

 

適応障害は、ストレス要因がなくなってから6カ月以内に回復されるものとされています。しかし、ストレスとなる事柄が持続している場合、うつ状態はなかなか改善せず、うつ病へと移行していく例も少なくありません。


主な治療方法

認知行動療法

 

気分は、その人が状況をどう認識するかによって変わってくるという理解に基づいき、まずは自分の認知のあり方に気付かせます。そのうえで、より現実的で、問題解決に結びつきやすい認知のあり方へと変化を促し、気分を安定させていきます。

対人関係療法

 

うつ病の発症には対人関係の問題が大きく影響しているという研究に基づく治療法です。現在の症状と、その人がかかえている対人関係の問題との関係に注目。どのような問題かを明らかにしたうえで、問題解決の方法を探っていきます。

 

認知行動療法や対人関係療法を取り入れ、医師の診断に基づき、投薬と平行して、より良い改善のためにグループ療法を行なっています。